家出人の数、家出人の増加、家出の内容
家出人は、2000年と2001年を比較して1割も増加しております。家出人数は、この10年の間、2300人前後で推移しておりましたが、1999年からは大幅に数字が増加している現実があります。
ご家族や関係者から捜索願の出される「家出人の数」は、2000年の1年間で2877人、前年との比較で346人(13.7%)の増加がみられます。このうち、状況が不自然な「特異家出人数」、即ち、事件や事故に巻き込まれたり、自殺を図ったとみられるケースは732人で前年比37.1%の増加です。痴ほう性の高齢者は12.1%増の157人、そして小学生以下の幼児や児童の前年比31.6%増の50人という数字には驚くものがあります。
「痴ほう老人」の増加は高齢化社会の影響とみられますが、幼児や児童の家出数が増加した背景としてはテレビや漫画などの影響なども考えられます。が、いまだ動機の多くは不明ですので、今後も分析すべき課題と考えております。
「特異家出人」のうちの90.7%にあたる664人は、帰宅したか、警察や調査サービス会社に発見されるなどして身元が判明しています。しかし、うち81人は亡くなられた状態での発見となっています。われわれ「人捜し専門チーム」の責任の重大さを感じる現実でもあります。


