不明点がまとまったら後は歩いて調査
郷土資料館、図書館では、主に、市区町村史をまとめた資料を調べます。現地で活躍した人物を含めた歴史を、できるだけ古くさかのぼってメモにとっておきましょう。その他、地名の由来など、昔から伝わる話も、一通り書き取ります。
なお、できる限り「一つの内容は一枚のメモ」といった形にまとめておくと、後の整理や分類が楽になります。メモの裏紙まで使っても構いません。
菩提寺での調査
菩提寺では、まず、過去帳を調べます。
- 過去帳に書かれてあることを、すべて正確に写します。
- 過去帳の文字が比較できるように写真撮影しておきます。
なお、過去帳を見せていただくことは、先方のご厚意あってのものです。丁寧なご挨拶、「お志」を1万円程度包んで納めるなど、くれぐれも礼儀を守るよう心がけてください。できれば、本家の方と一緒に訪問する方が良いです。
次にお墓を見に行きます。
- お墓に刻まれた文字を正確に書き写します。
(戒名、没年月日、俗名、享年、間柄、墓が建立された時期、施主のお名前などを順に書き写しておきます。) - お墓の全面と家紋を写真撮影します。
- 墓地のどこにお墓があるか簡単な地図を書きます。
- 地図には菩提寺の本堂の位置も記入しておきます。
- 後の参考にするため、墓地の入り口からお墓の方向の写真撮影をします。
帰宅後の整理と照合…そして完成!
帰った後は、書き写した過去帳をもとに、親子、兄弟関係、親族関係を整理します。また、お墓から書き写した文字を、家系図と照合してチェックします。
これで五代前以上の家系図が完成です。郷土資料館や図書館などで調べた資料を基に、どのような方で、どのような環境で暮らしていたのか、一人一人の生活史を、まとめてみても良いでしょう。
その他の調査先や調査の方法としては、法務局出張所の土地台帳を調べたり、親戚筋をたどって聞き取ることも、有効な手段です。

