離婚の前にチェックするポイント
離婚を考える前に冷静に見つめて頂きたいこと、問題の原因になりがちなポイントについて解説します。
- 財産分与
- まず婚姻期間中に2人で築いた財産をどう分配するかという話し合いが必要です。一般的には専業主婦の場合でも3分の1、共稼ぎの場合は稼ぎの比率に関係なく半分にという事が多いようです。2007年からは、厚生年金の分割受給も制度化されるので、専業主婦の場合その手続きも大切です。
- 慰謝料
- 慰謝料とは相手の不法行為などで受けた精神的苦痛に対する請求です。そのため、必ずしも全ての人が請求できるものではありません。しかし、相手側に明らかに非がある場合には請求することができます。(逆の場合は請求される可能性もあります)家庭裁判所の平均値は約400万円となっています。
- 親権
- 子どもの養育を両親のどちら側が行うかを決めるのが親権です。親権者は、子どもの居住地を決める権利、子どもの財産を管理する権利、子どもの代わりに法律行為を行う権利などを持ちます。一度親権者が決まってしまうと、よほどの事がない限り変更する事はできません。
- 養育費
- 子どもと離れた親が、子どもが成長していくのに必要なお金の一部を負担するのが養育費です。金額は平均して地方では1人月額3万円、都市では5万円といわれています。実際には取り決めをしても途中で不払いになるケースが多いのが実情です。
- 面接交渉権
- 非親権者が子どもに会う権利を「面接交渉権」と言います。親権者になれなかった方も子どもの親であることには変わりがありません。親の権利でもあり責任でもありますので、きちんとした取り決めが必要となります。
- 離婚後の生活
- 離婚後の仕事や住居の問題も大切です。子どもがいる場合には、幼稚園や学校の転校の事なども考えなくてはならない問題です。

